かの有名な「銀座寿司幸」から暖簾分けされた「神楽坂寿司幸」。
しいたけの握りも有名ですよね 🙂
こちらのご主人は、昭和30年に15歳で本店にて修行を始めたようです。そして、28歳で神楽坂にて独立したとのこと。
なんと、50年もこの地でお寿司を握り続けていらっしゃるのです!
粋な神楽坂の石畳の小道。
品のある大人の街といった雰囲気で、ワタクシなんぞ小娘には敷居が高いです。
さて、今宵は大好きな「神楽坂寿司幸」さんにお邪魔します。
今回で4回目ですが、いつもご主人のお人柄とお寿司の美味しさにウットリです(*^_^*)
暖簾をくぐると、気持ちがシャンとします。
カウンター8席。
いつも真ん中の、ご主人の前のお席です♡
鮮やかな包丁さばきに、職人技のふんわりした握りをじっくり見ることができますよ。
さて、おつまみから頂戴いたします。
まずはアワビ。どうしてこんなに軟らかいの!と思わず聞いてしまいました。
- 時間をかけてじっくり火を入れる。(中途半端だと硬くなる)
- いい素材を使う
笑顔で教えてくださるご主人。お客さんとお話するのがお得意のようで、いろいろご教授くださいます。
二品目はブダイ。
昆布とお酢で〆ているのですが、酸っぱすぎずちょうど良いあんばい。
しっかりとした弾力で、アワビとの食感の違いを楽しめます。
三品目はカレイ。
大根おろしとわさびでいただいたのですが、すっきりさっぱり。
辛口の冷と合わせたら、ずっと食べ続けたくなる一品です。
四品目は、カジキマグロのおなかのところ。
じっくり焼いてタレを絡めて。
時間をかけて焼いてくださるのです。
ずーっと付きっきりで焼き加減をチェックしてくださっているので、お魚の水分が飛んでなく、しっとりしています。
でも、身が引き締まってるんです!THE・職人技。
このタレも美味しいんですよ~。白いご飯、何杯でもいけちゃいます♡
五品目は、カツオ。
こちらのカツオをいただいて、カツオの概念が変わりました。
きっと、ワタクシが今まで食べていたのは、カツオじゃない!
大根のツマの代わりに、みょうがをあしらってくださっています。
生姜とおネギで、飲ん兵衛には最高のおつまみ。
とまぁ、おつまみを五品もいただいたら、すでに結構お腹がいっぱい。
握りに移ります。
まずは、漬けマグロ。
あぁ、このシャリ。ココのシャリ。
水分が多めで、ふんわり柔らかくて、酢がきいているのですが、ほんのり甘いのです(*^_^*)
2貫目は、
トロ?
お任せで握っていただくと、赤身からスタートします。
白身からという方はお伝えくださいね 😎
お客様の好きな順番が一番と、今日ご主人が仰ってましたもの。
3貫目は、新子(シンコ)。
どちら様?って聞いてしまいました。
コハダの子どもらしいです。無知でごめんなさいね 😛
今が旬とのことで、柔らかくてふわっとしています。
出世魚をいただいて、ワタクシも出世しますように♡
4貫目は、イカ。
甘くて柔らかいです。
ちょっとお腹がいっぱいで、感覚が鈍くなってきました。
5貫目は、ウニの軍艦。
これでもか、これでもか、と贅沢に乗っけてくださいます。
このウニがまた、甘くて、くさみがなくて、とろけて、最高!
ホッペタ落ちます!
もっと食べたい~~お腹いっぱいだけど、スプーンでウニ食べたい~~
玉子焼き。
実はワタクシ、お寿司屋さんの玉子焼きが苦手だったんです。甘みが。
でも、こちらの玉子焼きは、甘みが少ないので、箸休めに食べられます 🙂
はい、でましたー!
焼いている香りで、アナタが来るのに気付いてましたわ♡
6貫目は、しいたけの握り。
最初に見た時は、「・・・」となりました 😥
でも、銀座寿司幸と、神楽坂寿司幸といえば、コレなんですよね(*^_^*)
おかげさまで、すっかりシイタケが好きになりましたよ♡
鼻からいい香りが抜けていきます。大人になったな~~。
つまんでポイっとしていた、昔のワタクシを叱ってやりたい。
いよいよ、お腹に限界がやってきました。
7貫目は穴子。大好物♡
肉厚の身ですが、ホワホワです。しかも、こちらのツメがとっても好み。
継ぎ足しで作られているのかしら~。甘さが強いのですが、最高です!
穴子は、もう2貫くらいおかわりできそう(*^_^*)
限界値を超えましたが、8貫目に貝もいただきます。
「エゾイシカゲガイ」という初めて耳にした貝。でも、予測変換で出てきたということは、メジャーなの!?
お写真を撮っていたら、にょき~っと起き上がってきました。
生きているから、早く召し上がってくださいと言われました。
ご主人曰く、「貝は生きているものじゃなければ美味しくないんですよ」って。
〆にかんぴょう巻きをいただきました。
もりもり山盛りにかんぴょうを入れてくださり、そっと巻きすで押さえます。
巻物を作るのを見るのが、一番好き♡ ホロホロと優しい巻物です♡
とまぁ、ごちそうさまでしたまで約1時間。
所要時間の割に、お腹の膨れ具合が半端ありません(*^_^*)
本日のお会計は、37,800円(二人分)。ビール1本しかいただかないので、いつもこれくらいですね。
銀座店より、1万円くらいお安いです。
御年80歳かな?の大将。いつまでもお元気で握っていただきたいです 🙂 ♡
グルメな常連さんが、足繁く通っているお店。
落ち着いた雰囲気なので、どんなシーンでも使えます。
ただ、クレジットカードは不可なので、お任せをお酒と一緒に召し上がる際には、諭吉さんに余裕を持ってお出かけになったほうが良いかと思います(*^_^*)
天ぷらの有名店、天孝もすぐ近くにあります。グルメストリートを楽しんでくださいね♡
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神楽坂寿司幸(かぐらざか すしこう)
住所: 東京都新宿区神楽坂3-1 ( 地図 )
電話番号: 03-3269-7085
予算: ディナー15,000円~19,999円
クレジットカード: 不可
HP: 食べログ
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