沖縄のイタリアンで、ひとり22,000円のコースかぁ。東京ほどのクオリティはあるのかしら。
はぃ、心の声が漏れてしまいました。
お伺いする前の心配そうな心の声に、今なら声を大にして言えます。
「行って正解、最高よ~!!」と。
それでは、「ちゅらぬうじ」の最高のホスピタリティと美味しいお料理の数々をご紹介します。
コース紹介
ディナーコースは2種類あります。
「DEGUSTAZIONE・・・16,000円」と、「MASERATI・・・18,000円」。
16,000円のコースに3種類のワインをつけると、22,000円。4種類のワインをつけると25,000円です。
ワタクシは、お食事のあとに「THE BAR」にも行きたかったので3種類のワインのペアリングをお願いしました。
NV Bellavista・・・2,400円
2016 Felluga Pinot Grigio(白)・・・3,000円(2017)
2013 Barrua・・・2,700円
グラスでオーダーすると合計8,100円なので、ペアリングにした方が、1杯分2,100円ほどお得な計算になりますね。
こちらのレストラン、ワインをグラスでオーダーすると1,800円~6,300円まで幅広くありますが、多くは2~3千円です。
ボトルもピンキリですが、1万円以下の物もこの時は5本ありました。
コースのご紹介
予約は19:00。夕食の時間帯でしたが、お客さん第一号でした。
どうやらこちらのレストラン、お席はたくさん設けているものの、ある程度人数を制限して入れているようです。
そういえば、沖縄料理の「ぐすく」でも、お席がいっぱい空いているにも関わらず、15分ほど待たされました。
サービスを行き届かせためでしょうかね 😉
景色がキレイなので、夕暮れ少し前から入って、空の色の移り変わりを楽しむのが素敵です。
6月の19:00は、まだこんなに明るいです。
①スパークリングワイン「NV Bellavista ~ベッラビスタ~」で乾杯
景気よく、ポンっと開けたてのスパークリングワインをついでくださいました。キリッとした飲み口。
深みの代わりに果実味がありますが、甘くなくて美味しいです。ゴクゴク飲みたいくらい!
前菜の前の冷たいスープ。優しい味わいでした。
お水は、ガス入りかノンガスか好みを聞かれ、ボトルを開けてくださいます。
冷たい前菜:「GINOZA」
車エビ、ホタテ、空豆の前菜です。琉球ガラスがまた美しい。
ホタテの甘味が最高です。こちらのホテル、ホタテが非常に美味しい!!
温かい前菜:「NAGO」
豚ホホとバジル、島らっきょうが使われています。
なかなか食べる機会のない豚ホホ。処理がとても上手なので、臭みが全くありません。
島らっきょうの爽やかさと相まって、食べごたえがあれど、さっぱりといただける前菜です。
②白ワイン「2016 Felluga Pinot Grigio ~フェルーガ ピノグリージョ~」が注がれます。
少し硬めですが、美味しい。なるほど、これはこの後サーブされるお魚料理と、最高の相性です!
パスタ:「NANJYO」
タリオリーニ、クレソン、ボッタルガの、美しい色合いのパスタです。
癖のあるクレソンも、優しい味わいに。濃厚なのに、くどくない。計算され尽くされたバランスです。
お食事も中盤。この時19:40です。日が暮れて、だいぶ辺りがムーディーになってきました。
もう一組お客様が通されましたが、常に目配りされている状態。
食べ終わるタイミングをよく見て下さっているので、待ち時間なく、サクサク次のお料理を運んでくださいます。ありがたいです。
お魚料理:「NAHA」
赤仁ミーバイ、リーク、ブロッコリーです。
お魚自体がとっても美味しい白身魚です。新鮮なものを使ってくださっているのが、よく分かります。
そして、シェフの腕が加わると、パーフェクトなお料理に仕上がります。
皮目パリッと、身はふんわり。そこに、優しくクリーミーなソースを絡めると・・・おかわりくださーーい♡
なぜあの白ワインか。このお魚料理をいただいて納得しました。
すっかり暗くなりましたね。
③赤ワイン「2013 Barrua ~バッルーア~」が注がれました。
ドイツの白ワイン、ブルーボトルのようなボトルに入った赤ワインです。
イタリアでは、ボトルに規定はないので、好きなボトルで作られているとのこと。サーブしてもらいながら、そんな楽しいお話も展開してくださるスタッフさんのホスピタリティです。
肝心のお味は、軽すぎず重すぎず。ほのかなタンニンを楽しめる、品の良い赤ワインでした。
お肉料理:「HONBU」
黒毛和牛フィレ、ポテト、島人参
ポテトが驚くほど美味しいです。沖縄に来てお芋の話しかしていない気もしますが、お写真左側のキューブ状のポテト。最高に美味しかったです。
黒毛和牛に負けないくらい、しっかりアピールされていました!でも、主役はお肉に譲る・・・さすがシェフです。
黒毛和牛は、幸せの塊でした。美味しいお肉はお腹がいっぱいでも、ウェルカム。
柔らかくて、甘くて、良いお肉を使っています。それに食感の違いやソースの味わいが加わると、最高!!!!
デザート:「RYUKYU」
苺、モストコット、ライム
お口の中が、サッパリ爽やかになります。お肉の余韻が消えて、お食事の締めくくりをしてくれています。
同行者のデザートには「HAPPY BIRTHDAY」とチョコペンで書いてくれていました。
本当に繊細で綺麗なメッセージプレートです。
カフェと焼き菓子。
この白いトリュフ、思い出すだけで唾液腺が活発になるほど美味しかったです。
とろ~っとした口どけ、サラッとした甘さが病みつきになります。
聞き間違いではなければ、「さんぴん茶のトリュフ」と聞こえた気がしますが・・・さんぴん茶。。
聞き間違いかな。
アイスコーヒーは。氷までもがコーヒーでした。
氷が溶けても薄まらない。素晴らしいお気遣いですね。
ストローは、環境に優しく、紙ストローでした。
スピーディーにサーブしてくださったのですが、しっかり2時間コースでした。
都内のレストランだと3時間コースでしょうね~。
沖縄なのに高級なイタリアンに不安を抱いていましたが、「来てよかった、また来たい」!
そう思える、美味しくて素敵なレストランでした。
一休でこちらのレストランの予約もできますよ。
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